60代のITリテラシー向上(スマホ・PC・AI)

60代のスマホ活用術・上級編|日常を便利にする7つの実践テクニック

日常を一歩先へ進める便利アプリ&デジタル習慣7選


スマートフォンはもはや「連絡手段」ではなく、「生活インフラ」です。
LINEやカメラの操作は当たり前という60代の方々にとって、次なるステップは「日々の暮らしをアップデートする使い方」。今回は、60代だからこそ取り入れたい“便利すぎる”スマホ活用法7選をご紹介します。


① Googleカレンダーで生活を“自動管理”

病院の予約、友人とのランチ、ゴミ出し、薬の服用日…日々の予定を紙の手帳に書き忘れる心配はありませんか?

Googleカレンダーを使えば、予定をスマホに登録し、アラームで通知してくれます。しかも、週単位・月単位で予定を俯瞰できるため、「うっかり忘れ」が激減

ポイントは、音声入力でも予定を登録できること。「明日10時に歯医者」と話すだけでOK。家族と予定を共有すれば、家族の予定も把握できて便利です。


② 家計簿アプリで「今いくら使ってる?」を“見える化”

年金暮らしやパート収入の中で、「使いすぎ」を防ぐには記録が鍵。
家計簿アプリ(例:マネーフォワードME、Zaim)なら、レシートを写真で撮るだけで支出が記録されます

クレジットカードや銀行と連携すれば、自動で支出の内訳も整理。
日用品・食費・娯楽費など、お金の流れが「グラフ」で見えるため、予算管理もぐっと楽になります。


③ スマホでスキャン→PDF化→メール送信の“紙レス”生活

書類のコピーやFAX、まだ使っていますか?
実はスマホだけで、紙の書類をPDFにして、メールで送ることが可能です。

おすすめアプリは「Adobe Scan」や「Microsoft Lens」。紙をスマホで撮影すると、自動で補正・読み取りされ、PDFに変換。
健康保険証の提出や、自治体への書類提出などもスマホひとつで完結します。


④ 防災・緊急アプリで“いざという時”に備える

災害大国・日本に住む以上、防災対策は必須。
「Yahoo!防災速報」や「NHKニュース防災」アプリを入れておくと、緊急地震速報や気象警報がリアルタイムで届きます

また、「マイナポータル」アプリでは避難所情報や給付金の案内などもチェック可能。いざという時、正確な情報を受け取れる“命綱”としてのスマホを持つ感覚が重要です。


⑤ 音声メモアプリで“忘れない”

人の名前や話した内容を忘れてしまうこと、誰でもあります。
そんなときは「ボイスメモ」アプリを活用。思いついたアイデアや、大事な約束を話すだけで録音&保存できます。

特に病院での診察内容や、家族との会話などは後から聞き返せて安心。
録音はマナーに配慮しつつ、自分の記憶を補う“第2のノート”として使ってみてください。


⑥ Amazon・楽天で“賢く買い物”

スーパーや薬局に出かけるのが億劫な日、重たいものを持ち帰るのが辛いとき、通販アプリの出番です。

・Amazonで日用品を定期便にして配達
・楽天で医薬品や本を自宅に直送
・価格比較で一番お得なお店から購入

さらに、ポイント還元やクーポンも上手に使えば、節約にも直結
「買い物がしんどい日」の頼れる味方になってくれます。


⑦ AIや翻訳機能で“海外旅行にも強くなる”

Google翻訳アプリを使えば、外国語の看板やメニューをカメラで読み取るだけで自動翻訳してくれます。

また、「ChatGPT」や「Siri」「Googleアシスタント」のような音声AIを使えば、わからない言葉や調べたいことを“聞くだけ”で回答を得られます。

例:
「今のドル円のレートは?」
「羽田空港の天気を教えて」
「英語で『もう少しゆっくり話してください』は?」

使いこなせば、スマホが“知識のコンシェルジュ”になります。


最後に:「使える」から「選べる」へ

60代のスマホ活用は、もはや「できる・できない」の話ではありません。
今の時代、重要なのは「自分に必要な機能を選んで使いこなせる」こと。

・記録する
・忘れない
・つながる
・買う
・守る
・調べる
・残す

これらを1台でこなせるスマホは、まさに**“もう一人の自分”のような存在**。
今までの経験と知恵に、スマホというツールを加えることで、人生の可能性はさらに広がっていきます。

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