「何もしない日」が不安になるあなたへ
時間に余裕ができた60代。
でも——
- 気づけば1日があっという間に終わる
- 特に何もしていないのに疲れている
- 「このままでいいのかな」とモヤモヤする
そんな声をよく耳にします。
この記事では、60代からの「ちょうどいい1日」のつくり方として、
自分らしく暮らしを整えるためのルーティンと、考え方のコツをお届けします。
1日の過ごし方は「気持ちが整う順番」で組み立てる
60代からの1日は、タスク管理よりも気持ちの波に寄り添うことが大切です。
🌅【午前】「心と体を起こす時間」
- 6:30〜7:30 起床、白湯を飲む、外の空気を吸う
- 8:00〜9:00 ラジオ体操・散歩・軽い朝食
- 9:00〜10:30 ゆっくり読書、気になることを調べる
▶ ポイント：朝は“頑張る”より“整える”時間に
「やらなきゃ」を詰め込まず、「気分が整ってくる時間帯」と捉えるのがコツです。
🌞【午後】「ちょっと外に出てみる／誰かとつながる時間」
- 12:00 昼食（作る・食べる・片付けも丁寧に）
- 14:00〜15:30 趣味・習い事・オンライン講座・買い物・散歩
- 16:00〜17:00 お茶タイム＋SNSチェック or 家族と電話
▶ ポイント：ひとつでも「人とつながる時間」をつくる
リアルでなくても、ZoomやLINE、投稿を見るだけでもOK。
「社会とつながっている感覚」が心のハリになります。
🌙【夜】「思考と気持ちをやわらかくする時間」
- 18:00 夕食（テレビなしで味わう日を作るのも◎）
- 19:30〜20:30 ゆっくりお風呂、日記や記録
- 21:30〜 就寝準備、静かな音楽や呼吸法
▶ ポイント：「締めくくるリズム」を持つと、1日が“区切られる”
寝つきがよくなり、「今日も良かったな」と思える感覚に繋がります。
暮らしを整える3つのヒント
①「予定を詰めない手帳」を持ってみる
毎日のスケジュールを書くのではなく、
- 今日の一言
- 気づいたこと
- 体調や気分のメモ
を1日1行だけ記録する「余白のある手帳」を使うのがおすすめです。
自分と向き合う習慣になります。
② 1日1回「自分をほめる瞬間」をつくる
- 外に出た自分えらい
- 朝ごはんを丁寧に作れた
- やる気が出ない中でも片づけた
他人と比べず、「できたこと」「やれたこと」を小さく認める。
心が整い、自分のリズムに自信が持てるようになります。
③ 家の中に「お気に入りの場所」を1つ作る
- 日当たりの良い窓際
- お気に入りの椅子と読書コーナー
- お茶セットを置いたサイドテーブル
「ここに座ると気持ちが整う」場所があると、暮らしが少し特別に感じられます。
まとめ｜自分にとって「心地よい1日」を見つける旅へ
60代からの毎日は、忙しさではなく心地よさを基準に整えることが大切です。
- 気持ちが整う朝
- 人とさりげなくつながる午後
- やわらかく締めくくる夜
無理のないペースで、「こうありたい1日」を少しずつ形にしていきましょう。
それが、これからの暮らしの“土台”になっていきます。
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