「持ちすぎているかも」と感じたら、始めどき
60代を迎えると、ふと感じるようになります。
- モノが多くて、片づけに疲れる
- 曖昧な人間関係に、気を使ってばかり
- 「まだやらなきゃ」に縛られている気がする
でも、本当は——
これからの人生をもっと軽やかに、自由に生きていいのです。
この記事では、60代からの暮らしを整えるための
**「手放す力」**について、3つの視点でやさしくお伝えします。
【1】モノを手放す:「残す」を決めると、暮らしに余白ができる
60代からの片づけは、「捨てる」よりも「選び抜く」ことがポイントです。
▷ 自分の暮らしに本当に必要なものは?
- この1年、使ったか・触れたかで判断
- 見て「ホッとする」「気分が上がる」かどうかも基準に
- 「人に譲る」「売る」「保管箱を1つだけ作る」の3分類でOK
「全部じゃなくていい。お気に入りが残ればいい」
そう思えると、自然に手放せるようになります。
【2】役割を手放す:「ちゃんとしなきゃ」を降りる勇気
- 地域の役職、家族の世話、親戚づきあい…
「頼まれたから」「昔からの流れで」引き受けている役割、ありませんか?
もし、少しでも負担に感じているなら、それは手放しどきかもしれません。
▷ やめることは、無責任ではない
- 若い世代にバトンを渡す
- 自分の時間と体力を大事にする
- 「今の自分にはできません」と伝えることも、立派な選択
ちゃんと生きてきたからこそ、ちゃんと“やめる”権利があるんです。
【3】思い込みを手放す:「まだできる」「まだ間に合う」と言える自分へ
「今さら始めても遅いよね」
「もう年だから無理かもしれない」
そんな言葉が口癖になっていたら、“可能性”を手放してしまっているかもしれません。
▷ 実は、今こそ「やってみる」には最適な時期
- 時間がある
- 人と比べなくていい
- 若い頃より、自分をよく知っている
60代からの挑戦は、誰かのためじゃなく“自分のため”にできるからこそ、価値があるのです。
まとめ|減らすことは、自由になること
60代からの人生に必要なのは、
増やすことより「整えること」。
整えるとは、つまり「手放す」ことでもあります。
- モノを減らして、空間に余白を
- 役割を見直して、心に余白を
- 思い込みを手放して、人生に余白を
余白があると、はじめて「新しいこと」が自然と入ってきます。
だから今こそ、
「何を持つか」より、「何を手放すか」を考える時間を持ってみませんか?